四国2年目がはじまった。物価高に合わせて3年連続のベースアップがあって、福利厚生に使えるポイントも倍近くに増えるというからありがたい話だ。そして営業に遅れること1年でフレックスタイム制度が導入されることになった。自分は管理職なので対象外、というかそれ以上に自由のはずだけど、管理面では複雑になる。勤務時間の自由度向上と時間外抑制が同時に満たせる良い面もあるが、どこかが増えたらどこかを減らして均す努力が必要になる。ただ今年で最後であってもいいように、少しぐらいはみ出しても後悔しない選択をしていきたい。
シャワーを浴びて洗面所で身支度を整えていると急に暗くなった。また電球が切れたかと思ったけど風呂場の換気扇も止まっていたので停電のようだ。雷でも無いのになんだろう、去年大規模停電とかあったなと思い出したけど、20秒ぐらいで復帰。そしてまた停電してまた復帰した。原因を探る余裕もなく出勤して帰宅。昨日作った夕飯の半分を珍しくお弁当にして持っていったので、容器を洗おうとお湯の蛇口をひねったがなかなか温かくならない。給湯器のパネルを見ると電源が落ちていたので、シャワー途中だったら悲惨だったな、と今朝の停電。
今にはじまったことではないがトランプ大統領の発表した相互関税によって世界経済が混乱している。アメリカはさらに自らの信頼を貶めるだけだし、日本は日本で自国を除外するように働きかけるとか恥ずかしいし、EUのように報復関税をかけるのもけんかであって利が無い。ウクライナ戦争での停戦の働きかけはどうするつもりなのか、殴りかかってるのはアメリカの方じゃないのか。もはや世界にリーダーはいなくなってしまった。正直そんなニュースを見ている暇もなく、少なくなった自分の時間をただただ自分の興味に充てることの方を大事にしている。
返却期限が平日になってた1冊は、貸出延長をしたのち今日香川図書館で返してきた。図書館北側に広がる龍満池にはちょっとした桜の名所がある。まさかに備えた讃岐名物ため池の上に、小さな桜並木が伸びている。そこに川東八幡神社の御旅所があって歩いても行けるし、山門が工事中だったのが残念だが神社境内から見下ろすこともできる。そこそこ混んでたので図書館から歩いて回って来た。世界同時株安で時価総額何兆円が失われたとか言っているが、一周回ってどうなるか分からない。雨乞いする前に地道にプールしておけばいい。
樹齢400年、徳島県内最大といわれる吉良のエドヒガンを観に行った。剣山に向かう道を途中でそれ、多少の混雑を覚悟で傾斜地に広がる狭い集落に入ると、整理員が2人ついた数台の駐車場に難なく止められた。県道3号で吉野川を渡り10番札所切幡寺に参拝する。進入を躊躇する狭い参道のさらに奥に駐車場があり、300段ほど階段をあがる。大塔はここにしかない貴重な造りで国の重文に指定されている。最期に城王山(632m)に登る。人気は無く、眺望も無いが山頂に神社が建っている。萌え始めた木々が次の楽しみだ。
朝一番の便で土庄港に渡り小豆島に初上陸。真っ先に瀬戸内海最高峰の星ヶ城山(816m)に登った。ロープウェイ下の紅雲駅から表十二景を見ながら登り、寒霞渓は絶景を経由して古代遺跡を思わせる山頂の測標やぐらまで約2時間。裏八景で下山して西に移動、皇踏山(394m)にも登った。エンジェルロード経由でオリーブ公園のサン・オリーブ温泉で汗を流し、本日オープンの坂手港さかてらすを見に行く。南東端の大角鼻灯台から東海岸を北上、天狗岩丁場で夕暮れ。小豆島ラーメンを食べて、ホテルニュー海風に宿泊。
雨はあがっていたが昨夜からの嵐で風が強い。9時前にチェックアウトして、重岩、平和の群像、土渕海峡、迷路のまちと見て回って、宝生院のシンパクに圧倒されていると雨が降り出してきた。北西岸をドライブして大阪城残石記念公園で折り返し、肥土山農村歌舞伎舞台、湯舟の水、中山千枚田を巡り、小豆島ふるさと村で生そうめんのランチ。三都半島を一周して、岬の分教場跡・二十四の瞳映画村、マルキン醤油記念館、希望の道、見忘れていた寒霞渓の第一展望台、屋形崎で夕陽を眺め、池田港の最終便で高松に帰還。
名水100選と言われなければ登山途中でも汲んだかどうか怪しい風貌だった「湯舟の水」でお茶を淹れて出勤。濃い味だったのは沸かした水量が普段より少なかったからだ。四国の離島自治体・そして香川県最後の訪問になった土庄町・小豆島町、魅力満載の小豆島は土日を最大に使っても足りなかった。特に失敗したのが、初日に全然知らずに立ち寄り、翌日に予定削って再訪した「希望の道」。エンジェルロードと同じくトンボロ現象が起きるはずが、干潮時刻を読み間違えていた。帰船上で満月であることに気付き、尚更情けなかった。
今年度の方針説明会に出席するため博多に出張。マリンライナーで瀬戸大橋を渡るのももう何度目か、風光明媚な瀬戸内海の車窓も日除けを下げて読書。今日は気温があがりそうだ。指定時刻の新幹線さくらの自由席に座り、現地集合4人でランチ。隣りのテーブルは別の社内組。生とはなんぞやと思いながら、生餃子定食を注文。黒くて四角い鉄鍋に小ぶりの餃子が4個ずつ2列並んでいる。12時前の注文で小鉢がつくサービスでサラダを選んで1000円。懇親会はN部長をはじめ久しぶりに会う方、初めての方とも2次会までお付き合い。
6時半過ぎに目覚めるとスマホの電池残量が0だった。USBケーブルはちゃんとつながっていてホテルのコンセントを疑ったが、抜き差しすると右上のランプが反応して点灯するから電気は通じているらしい。ただ、底にたまったトマトジュースのような赤のバッテリー量が増えるアニメーションがはじまらない。高松に戻り最寄りのドコモショップに行くが混み合っていて火曜まで故障受付出来ないので他をあたって欲しいと言われ、まいったなと思いながら21時過ぎまで仕事。新幹線でも職場でも充電出来なかったのに自宅で出来て歓喜。充電器が壊れてた。
朝、山カフェを聴いていると、濃霧による停船勧告でフェリー欠航のニュースが流れた。3年に1度の瀬戸内国際芸術祭が昨日開幕したばかりで災難だなと思ったが、小豆島の三都半島南端には地蔵菩薩が建っていて、90年前に発生した船舶衝突事故で100名以上が犠牲になったことを先週知ったばかりだ。霧というと春らしいが、2日連続で夏日になり部屋の温度も30度近い。そうでもなくてもこたつはもう要らないので布団を洗濯して片づけた。今日は地図の日だが、石丸さんが誕生日が灯台記念日と言ってて誕生日が同じだってことを知った。
四国霊場2番目に標高が高い12番札所焼山寺に参拝後、その奥の院のある焼山寺山(938m)に登った。まず高速を板野で降り、国指定重文田中家住宅の看板に立ち寄ってみたが10時からとのことで断念。神山町に入り、急勾配の遊歩道を20分ほど歩いた先の日本の滝100選「雨乞の滝」は新緑の下で美しかった。そして登山自体は往復1時間半で、曇りもあって眺望はあまり得られなかった。美郷の湯で汗を流して、その少し先の展望所からは吉野川平野を一望できた。高松に戻り香川図書館で1冊延長して、1冊借りた。
M課長から代わったN課長が就任後初めて高松に来所された。組織変更があって直属の上司では無くなり、並列部署の長同士の関係になるけど、等級は課長職の方が上だ。待遇据え置きで責任だけ相対的にあげられてしまった感があるのに、一方でプレイングマネージャーになって欲しいって先週の方針説明で言っていたので、そんなに上下に引っ張られても自分そんなに背は高くない。夜は懇親会、定番の2次会カレーうどんのお店は今まで以上に並んでいて断念、色紙がズラリ並んだ「えん家」といううどん屋でシンプルにかけうどん一杯。
N課長とともに四国を回る1泊2日の出張。1年前にM課長と回ったのと全く同じコースで最初は松山に向かう。途中、石鎚SAで蛇口からミカンジュースをおごってもらって1杯飲んだら、体験認定証のコースターがついてきた。松山でのいつものそばランチ後、高知にはノンストップで移動。チェックイン後、靴下も濡れるぐらい本降りの雨の中、こちらも定番3軒はしごコース。1軒目のお店に折り畳み傘のカバーを忘れてしまって、2軒目のあとに取りに行ったらとっておいてくれて助かった。締めの3軒目ももう4回は来ているが、ホテルは毎回違って6軒目。
最近は素泊まりが多いけど課長が予約してくれたので朝食付き。シャレたホテルではあったけど1Fロビーの正面玄関とカウンターの間にあるテーブルが朝食会場なのがちょっと落ち着かなかった。雨上がりの高知を後にして徳島に向かう。四国山地を越えるとやっぱり天気が変わってまだ雨が降っていたけど、着く頃には晴れ間が出てちょっと暑い。お昼に徳島ラーメンを食べて高松に戻る。先週から出張続きで仕事が全然進んでないのに、週末は有休もらって帰省予定なので、今日も21時近くまで時間外。それでもやること多すぎて明日が不安だ。
9番線に停車中の列車は21:26発「サンライズ瀬戸」東京行き、岡山で接続する「サンライズ出雲」と合わせて現在定期運行している唯一の寝台特急だ。高松在住の間に1度は乗ってみたいと思い、帰省に合わせて予約を試みたところ喫煙車ながらシングルが取れた。それが4月3日のことで、さっきまでは仕事をしててとにかく間に合わせるので精いっぱいだったけど、改札通ってその姿を見たらもう全てが旅行モード。興奮して逆に眠れないかと思ったけど、大阪で最後の客が乗り込んだあたりから神奈川県入るあたりまではだいたい寝ていた。
7:08東京着。ラッシュが始まる前に上野東京ラインで脱出。熊谷経由で行田市へ忍城を見に行くが休館日とは知らず外観撮影のみ。イサミ足袋さんでは思わず工場案内をしていただいてとても勉強になった。羽生に出て東武線乗り換え、東武動物公園でV字ターンして新鹿沼へ。何度かお世話になっている大和屋足袋さんに顔を出したのち、東はそばよねと思いながら鹿沼名物ニラそばを食べる。駅に戻り日光でJRに乗り換えて宇都宮へ。大通りを歩くと二荒山前のバンバ広場でFIBA3x3の開幕イベントをやってた、カミナリいたんだ。
爆ハンことフライングガーデンでランチ。急遽やってきた兄も含めて意外にも自分以外は来たことがないらしい。まあ確かに外食なんぞほぼしたことない家庭ではあった。母が倒れて間もなく半年、だいぶ環境は変わってしまったが、今月からリハビリ病院から老健に入所したので、改めて面会に来た。わずか30分足らずだったが、前回より言葉も身体もだいぶしっかりしていた。かえって認知症からくる妄想がはっきり口をつくのでなかなかにしんどい。これは本当で家族5人揃ったの16年ぶりらしい。兄は帰り、夕食は妹が調理食材を織り交ぜて作ってくれた。
朝2番の東武線で栃木に出て高崎に向かう。藤が見頃の足利フラワーパークって手もあったなと通りかかって気づいたが、はくたかに乗って富山へ。上越妙高から先は北陸新幹線初乗車で、引水はじめの田んぼに新緑の里山、そして背後に圧巻の雪山がかわるがわる美しかった。ところが下車後、栃木で発券した高松まで1本の切符を紛失してしまい蒼白。冷静に城までの道を2度も戻り探したが無く泣く泣く乗車券のみ再購入。つるぎで敦賀、湖西線新快速で姫路、赤穂線で岡山と帰宅時間こそ予定通りながら、内容変更せざるを得なかった。
今日あたり帰ってくることも想定して有休を取っていて、天気も悪く雨も降ってるのでのんびりさせてもらう。会社の福利厚生で今回の旅費は全額キャッシュバックを受けられるんだけども、戒めのために行きのサンライズ分だけ申請した。念のため落とし物検索もしてみたけど、富山県での乗車券類は出てこない。もし見つかれば未乗車区間が100キロ以上あるので、払い戻しを受けられるはず。お昼は昨日買ったますのすし。駅弁で有名な源以外もいっぱい売ってて、千歳を選んだ。押し寿し系好きだけど、紛失発覚後だったら買ってなかったと思う。
昭和の日、綾歌三山を縦走してきた。最初の城山(375m)が一番の眺望で、写真を撮っていると地元のおじさんにブルーインパルスを見たか?と聞かれた。陸上自衛隊善通寺駐屯地の周年記念で一昨日来てたのは知ってるけどこっちにいなかったので見ていない。大渋滞だったらしい。続いて猫山(468m)、おじさんが「たかんぼさん」と呼んでいた大高見峰(507m)まで行って戻る。あやうた温泉湯舟道で汗を流して、77番札所道隆寺に参拝、中津万象園と丸亀うちわミュージアムを観光。国分寺図書館で2冊返して1冊借りて帰宅。