職場では相変わらず長袖ワイシャツのみてくれだけど、昨夜からぐっと冷え込んできたので上下ヒートテックの下着に切り替えている。他人に振り回されるマネジメント職にやる気も落ち込みがちだけど、今日はずっとプログラミングをしていた。本職ではないのは分かっているけど、こんなのあったら便利を形にする、スキルを使っているときは楽しいものだ。しかも、会社が勧める生成AIを活用しているのだから文句はなかろう。バカになるのは嫌だが、簡単な質問でソースコードを出してくれて便利だ。それでもまんま使えるわけでもないぐらいの知識は必要だ。
F部長が来所された。来期の組織体制を決める時期にあたり、メンバーが申告している意向の内容などを交えて2時間ほど面談をした。自分自身は「社命に従う」としているが、母の要介護認定をはじめ介護の懸念を入力したのは今年が初めてだ。去年はまだ倒れたばかりで状況がはっきりしなかったから、人事部へは1年越しの報告になった。帰省がしんどい距離なのは事実だが、希望して西日本勤務にしてもらったばかりなので、まだ戻される理由にもされたくないのが本音。場所はともかく、キャリアアップを理由に異動の香り漂う内容だった。
徳島津田で高速を降りて、道の駅わじき経由で日和佐に下り、14年ぶりに南阿波サンラインを走る。高知目前の水床湾、橋で陸続きの竹ケ島に立ち寄り室戸岬へ。室戸スカイラインを通って26番札所金剛頂寺に至る頃には夕方。参拝はもちろん、境内でヤッコソウが見られるということでこの時期を選んでやってきた。牧野博士が命名した葉緑素を持たない珍しい寄生植物で、四国・九州などに分布する。貴重な姿を木漏れ陽が刻々と映していく。吉良川の町並みを少し散策して日没、ホテルなはりにチェックインしてまぐろ鍋の夕食で就寝。
ホテルから1時間半以上かけて千本山登山口に着いた。吊橋を渡って直ぐに森の巨人たち百選「千本山橋の大杉」が立っている。この先、神社境内にでもあれば御神木とされるような杉の木が、誰が主人公というでもなくいっぱい生えていて、山頂展望は無いが冬でも楽しめる山だった。馬路温泉で温まり、ゆずの加工品をお土産に四国最後の訪問自治体となった馬路村を後にする。海岸線に戻ったあと、27番札所神峯寺までの道は車では怖いぐらいの急坂だった。ここで日没を迎え、国道55号から32号に乗り換えて南国から高速で帰宅。
北海道・三陸沖後発地震注意情報というのが初めて出されている。M7以上の地震発生後、さらなる大規模地震の発生確率が通常よりも高い1%程度にあがることから発表されるものだ。その原因となった昨夜の地震発生時、ここの日記を書いていて、テレビは消している、スマホも開いていない、揺れも直接感じないから1時間以上気づかなかった。八戸市で最大震度6強、津波警報が出されていたのに。八戸のKさんに今朝になって連絡して、人的被害は無いと聞いて安心したが、高松からの異動初年度に災難だけど、こっちも注意だ。
所長と行ったお店で香川の冬の味覚、めのり(生海苔)を初めて食べた。佃煮でもなくめっちゃ海苔だった。そんなランチのはじめに電話があったので、のちに折り返したら宅配だった。注文していたカメラのレンズキャップを、ドアポストに投函して良いかという確認だった。実は日曜日に、少し道をショートカットしようと崖を下っていたところで滑落してしまい、高さ1mぐらいのもんだったけど両手両足に擦り傷、切り傷、打撲ができて痛み、はずみでレンズキャップまでどこかに行ってしまってショック・・・それでレンズ保護のためラップをまいて応急手当をしていた。
西から天気下り坂の予報で、日中は持ちそうだったので板野で高速を降りて4番札所大日寺に参拝した。これにて徳島23霊場全て回り終えた。続いて天円山(434m)を目指すのだが、道票には天ヶ津峰と表示されている。御嶽神社から登りはじめ、谷コース側にそれて猿の墓へ。なんだか分からないが「狒猿の墓 文保二年 西暦一三一八年」と刻まれていて、古いものなんだなと思ったが、え?西暦?トレラン男性に抜かれたあと、山頂へ。鉄塔が邪魔だが、鳴門大橋、淡路島方面が良く見えた。みるみる曇って下山、帰路は少し雨。