日記 2006年12月
道中
2006.12.01 (金) vol.01091

もしや誤解されてるんじゃないかと思って書きます。最近、お金が無くて云々と負の表現をネタに使うことが多いですが、重みはほとんどなく、それこそ本当に誤解されるかもしれませんが、むしろ楽しんでるぐらいです。最後の頼みに親がいるズルさはあるけど、去年の今頃の奥底の冷たい苦しさと比べたら、いたってへっちゃらです。目的地のはっきりした道なんて、どれだけかかるかは確かに分からないし、その途中の今は大変だけども、進めば着くんでしょ、北九州だって富士山だって経験してるし、そんなの楽だよ。地べたを行けばいいじゃん。飛行機は高望みすぎ。

Nとの遭遇
2006.12.02 (土) vol.01092

10月末に何者かに指を噛まれる衝撃的な目覚めを経験してから1ヵ月。近眼の寝ぼけまなこでGだと思ったのだけど、今ではあの頭の良さはNだったと判断せざるを得ない。実はその数日後、俺の靴の中で死んでるNを発見し、アパートの廊下で死んでるNも見かけた。今までなかった、信じられない、なんて言えなくなった。今日また出たのだ。手の出せない狭いところに潜んで、出てきたかと思えばすぐ引っ込む、もぐらたたきゲーム。悔しいことに白菜をやられたので、バナナの皮で罠まで作ったが捕まえられないまま気配だけ消えた。次は殺す、もう二度と来るな。

旅行地理検定
2006.12.03 (日) vol.01093

旅行地理検定の国内3級をインターネットで受験しました。2度目のチャレンジなんですが、全く手ごたえないです。そもそも今まで各地を巡ってきた経験がいかほどかと力試しをしたかったので、結果をそれほど重要視するつもりなかったんですが、前回2問足りずに落ちたのでリベンジで臨みました。だけど姿勢は同じで、ただ覚えたってしょうがないんで、勉強はほとんどしてないです。この半年で中国・四国あたりに強くなったかなぁ程度で、苦手な温泉分野の補強もしてません。地域問題も行ったことないところはとことん弱いです。能登が出ちゃったら無理だよなぁ。

袋の鼠
2006.12.04 (月) vol.01094

今朝は冷え込んで寒かったですが、仕事が早く終わり、Eさんからまたもブロッコリーと大根を頂いて、昼の仕事の前に一時帰宅しました。そして野菜をしまおうとしたら、出た!N!しかもうまいことに勝手に袋の中に逃げ込んで、簡単に生け捕りにすることができました。これぞまさに袋の鼠。つい一昨日、こんど出たら殺すとは言ったけど、こうなったら忍びない。また誰かの家の迷惑になるかもしれないけど、自分にはできませんでした。そういえば小学校の帰り道、小さな雑木林で捕まえて、お母さんにヒステリックに怒られたなぁ。逃がすのはこれが2度目です。

少しやわらいだ空間
2006.12.05 (火) vol.01095

所長にお昼をごちそうになりました。いつも俺は何かしら持参して食べていて、他の人はだいたい外に食べに出ます。それが読書の時間にもなっているわけなんですが、昨日の時点で前もって誘ってくれていました。借りていた本もちょうど読み終わったところで、でも月曜で図書館が休みだったので新しく読む本もなく、いいタイミングだったし、新しく会う人と話をすることに飢えていただけかもしれませんが、すごく楽しみでした。趣味的な部分で特に気が合うことはなかったですが、会社のことを中心に結果としてそれに近い話はできました。彼女は?にはやっぱ慣れない。

言って分かる相手ではない
2006.12.06 (水) vol.01096

一昨日の日記を書いた後になって、Nが戻ってきた。それをまた捕まえて「なぁ、おまえどうして戻ってきたんだよ」って本気で話かけていました。袋の鼠は自分の方で、もはややるしかないのだと分かっていながら躊躇し、一瞬の隙をついて逃げられてしまいました。そのままもう現れなければいいと願いながら、でも結局は殺しました。一体どうやって入り込むのか、今朝、物音で起きて、うんざりともがっかりともどっちとも言えない気持ちで、それを捕え何重もの袋を被せてゴミとして出しました。多分、窒息したでしょう。これ以上は耐えられない。だから、もう二度と来るな。

やってみせる
2006.12.07 (木) vol.01097

去年は確か富士山に登ってる間にあった中学生の職場体験が今年はだいぶずれて今日らしく、開店前にやって来て事務所で店長が何やら話をしていました。俺は早朝だけなので時間が来て帰る時にチラッとみただけでしたが、男女2人ずつ4人だったと思います。彼らにとって貴重な体験になるであろうと思うと同時に、自分にとっても望んでも作れない機会だから、本当は教えたり話をしてみたい気持ちもあるけど、俺には昼の事務所が待っているので惜しみながら出てきました。もちろんこちらも貴重な経験をさせてもらってます。後を振り返っても、前を仰ぎ見ても。

体験プログラム
2006.12.08 (金) vol.01098

中学生の職場体験は2日目があって、会議でこれない店長に代わって細かなシフトが組まれていて、最初の1-2時間は品出しとありました。俺含め早朝バイトの3人が仕事をしつつ中学生に仕事を残すという配分を考える必要があり、バイトとしては品出しし易い環境を整えることに時間を使いました。普段の仕事を体験してもらうのが良いんだろうけど、失礼とは思いつつ、簡単なものだけ拾って残しました。それは単なる作業になっちゃて、仕事の面白みなんてありもしないんだけど、実際どこに線を引くかは難しいです。側についていられれば一番なんだろうけどね・・・

武士道
2006.12.09 (土) vol.01099

読書は今「武士道」に至りました。ベルギーのド・ラブレーに宗教教育のない日本人の道徳観はどう養われるのかを問われ困った新渡戸稲造が、それが武士道にあることを見出し英語で考察するものです。キリスト教はじめ宗教・哲学・思想・歴史・文学などを引用して比較説明にあたっています。今から100年前、急速な西欧化の中でその道徳的規範の崩壊を嘆じていますが、その名や掟、体系は壊れても、その香りは人生を豊かにするだろうと言っています。普遍的教訓は多く、今の日本人が読んでも違和感は少ないでしょう。さすが五千円札だなぁと思ったわけです。

美しい国
2006.12.10 (日) vol.01100

県議選投票日だったので、政治問題を書きます。復党を今認めてはいけないのではないか。政党とはいえある一点で意見が違うだけで切ったのは独裁的で、造反組みには同情する。でも解散総選挙の結果、郵政民営化が支持され認められたのだから、民意を背負って議論する国会議員が、当選後に意見を変えては務まらない。確かにトップは変わったが、離党を突きつけておいて「おかえりなさい」もおかしいし、情を口にするなら、落選者も対象にすべきだ。結局、金・力じゃないか。それを再チャレンジと呼ぶなら美しい国もたかが知れている。あぁ日本よ、さようなら。

先駆者
2006.12.11 (月) vol.01101

昼間の仕事内容について、今日はじめて知ったことがあります。上からの指示で他の事業所でも同じ仕事が進められていて、その中でもけっこう先をいっているということ。処理の仕方は各事業所に任せられているらしく、そこにたまたま別の仕事を探して門を叩いた俺に白羽の矢が立ったというわけです。だから専門処理係としての自分がいる分早いわけです。そこで、何にどれぐらいの時間がかかるかという目安を出したいということで、この話を聞いたわけです。ところが残念、既に1月半、そこまで細かくは覚えていません。言ってくれればメモぐらいとれたんですが・・・

書物連鎖
2006.12.12 (火) vol.01102

図書館で2時間近くもふらついていました。なかなか借りる本が決められなかったのですが3冊選んで、これで先月からトータル20冊を超えました。もし、これが全部同じテーマだったらなかなか深いところまで行っていることと思いますが、俺は昔から広く浅くタイプだったので、あれこれと手を出します。基本的に地歴が多いのですが、前回の読書に影響されて選んだり、あるいは何かを探していて別の書架で面白そうな本を発見するとか、連鎖的な広がりをみせています。何かが単独で存在するということはないので、新しい何かに触れるとまた世界が広がりますね。

秋冬
2006.12.13 (水) vol.01103

昨年は全国的な豪雪で騒がれましたが、今年は暖秋で季節の進みが遅いとニュースになったりしました。1ヶ月前、明治神宮大会(雨天中止)を観に行ったとき、球場のある神宮外苑ではいちょう祭りがはじまっていましたが、肝心の色づきは全くの緑でした。でも、ここにきてようやく冬らしくなり、イルミネーションの葉をつけた街路樹が主役になりつつあります。でも、なんだか雨が多い。冬の関東は凛として透った晴天の日が続くものですが、傘が手放せません。放射冷却による冷え込みは弱く助かっていますが、身を切るような早朝を照らす太陽の美しさはまだ鈍い。

豚汁
2006.12.14 (木) vol.01104

ごぼう、さといも、さつまいも、だいこん、ブロッコリーとEさんから野菜盛りだくさんにいただきました。その中で、ごぼうは今までそれとして買った事がなく料理するのは初めて。きんぴら、ごぼうサラダなんかがありますが、ここはさといも、だいこんも使える豚汁を作ることにしました。豚肉とにんじんを用意して、あとは材料切って煮込むだけといういたってシンプルな料理。なーんだ簡単じゃん。おかずは、ブロッコリーとニンジンの味噌いためという野菜消費のための怪しいものを作りました。自分で作ればなんでもうまいってことで、明日は豚汁におかずは塩炒めしようかな。

締め日
2006.12.15 (金) vol.01105

今日は給料締め日。仕事復帰は先月1日だから、1ヵ月分としては今回が最初ということで、給料日じゃなく締め日でもなんかほっとしてしまう今日この頃。それでもって金曜日っていうのが区切りとして嬉しいじゃないですか。早くも世間的思考になりつつありますが、学生時代ずっとそうだったんだから慣れが早いのも当然といえば当然。それでやっぱり土日の2連休っていいですね。同じ週休二日でも、1日だけだと前後がどうしても影響してきますから、実質少ないと言っていいと思います。でも休みは収入減ですから、年末年始は例年通り働いて稼ぐことにします。

5万キロ
2006.12.16 (土) vol.01106

今日は何をタイトルにするか迷いましたが、愛車の総走行距離が遂に5万キロを突破したことをお伝えします。場所は茨城県坂東市辺田付近だったんですけど、ガーリーさんと江戸川の河川敷(埼玉県側)で久しぶりにキャッチボールをした帰りでのことです。運転自体も1ヵ月半ぶりで、25歳になってはじめてのドライブで東京と往復しました。その結果として、都内周辺は走りたくないなぁと改めて思うに至りました。距離はたいしたことないのに、すごい時間かかっちゃって、特に冬の短い日中では、せっかくの機会がそれだけで過ぎちゃって、やっぱりもったいないです。

恐怖のコンタクト
2006.12.17 (日) vol.01107

目からコンタクトが出てきました。実は昨日、東京に向って走っている途中で、左目のコンタクトがずれたんです。運転しずらいことこの上なく、サンバイザー裏のバニティミラーで確認したところ、見当たらないんです。でも、落ちた感覚はなくて、探してもないし、まばたきしてると違和感があるので、目の中にあるはずと思いつつも、運転のため、持ち歩いてる予備を装着して対応しました。そんなことも忘れてキャッチボールとかして、後になって、右上(目頭側の上)からニョニョニョっと出てきて、びっくりしました。気持ち悪い話ですいません、でも全く痛みはないです。

不幸中の幸い
2006.12.18 (月) vol.01108

早朝の仕事をしている時、Sさんから「事故られた」とお店の電話にかかってきた。出勤途中に国道への合流地点で一時停止して、入る機会を伺っていると、突然後から追突されたという。怪我もなく車も多少傷ついた程度で、相手も全額支払ってくれるらしいので、不幸中の幸い。どんなに自分が気をつけても、こうして被害をこうむることもある。開店当番だったSさんは当然遅れることになり、俺が代わりをすることに。通常の早朝バイトはおろかパートさんも出来ないことなので、店次長を緊急に呼び出しても開店が間に合ったかどうか怪しい。これまた不幸中の幸い。

メディアチェック
2006.12.19 (火) vol.01109

もう最終回の時期ですが、テレビを譲ってもらったおかげで今クールはドラマを3本も観ています。木10の「Dr.コトー診療所」、月9「のだめカンタービレ」、そして今日火9は「役者魂」といった具合です。今は新聞をとってないのでテレビ番組表はネットで確認してますが、夕飯のお供でなければ結局そんなに観ません。ドラマ以外で毎週チェックするのは「オーラの泉」ですが、寝ちゃったりします・・・テレビなし時代の名残で、タカトシのケチャケチャラジオのポッドキャストとかウンナンタイムのウェブラジオなんかも聞きます。ナップスターは退会したので聞けなくなりました・・・。

忘年会も仕事
2006.12.20 (水) vol.01110

明後日、昼の職場の忘年会があります。朝の職場の方は来年に新年会の予定です。重ならなくてよかったというのが本音ですが、費用が会社から出るなんてはじめて知りました。もちろん自己負担もありますが、そんなんでいいんですか?ってぐらい少額で収まるらしく、今日前払いました。その時「あっと君金あるの?」って所長に言われちゃいました。お茶を水筒で持っていったりお昼を節約してたり、生活が苦しいのは周知の事実でして・・・「ひどいっすね。ありますよ~これぐらい。」「ないなら出してやろうかと思ったんだけど」またそんな冗談・・・でも出してくれたら。

運送のねーちゃん
2006.12.21 (木) vol.01111

「ひさしぶり~!」早朝の仕事をしているとき、見慣れないトラックが到着して、降りて来たのは顔見知りの運送のねーちゃんだった。「あっ!久しぶりです。」俺はてっきり俺自身が仕事から離れていた数ヶ月の感覚で挨拶をしたのだけど、向こうは向こうで会社が変わって1年ぶりぐらいに配送に来たらしい。そういえばそうかもしれない。前から人なつこい感じで、検品しながら話とかしてたけど、仕事ながらこういうつながりがあったんだなと嬉しく思い、「俺も今は昼は出てないんですよ。」なんて話も普通に出てくる。便利な生活はこうやって物流に支えられてるんです。

潜入
2006.12.22 (金) vol.01112

というわけで忘年会。今までの職場の忘年会は、あくまでお店のパートさん同士の内輪の会に過ぎなかったのですが、今日の新職場の忘年会は、会社のイベントとして職場の全員が一同に会すところからして初めてでした。意外だったのはお酒に対してしっかりしてて、飲めない人は全く飲まないでよかったし、飲酒運転はクビといって絶対しないよう徹底してました。そんな中、乾杯の一杯を付き合って、案の定つぶれた自分は逆におかしいぐらいで、「大丈夫?」を何回聞いたか分からないぐらい、みんなから心配してもらって、でもそれで内輪に入れた気がしました。

アンバランス
2006.12.23 (土) vol.01113

120分ビデオテープの10本パックが昨晩から部屋にあります。忘年会のくじびきで全員に景品が渡ったんですけど、ドライヤーよりマシとはいえ、ビデオデッキを実家に持って帰っちゃったのでテープだけあっても使えません。そもそも壊れてたし、実家から引き取るつもりもありません。テープを実家にあげようにも、HDD+DVD録画世代に替わってしまったので、テープが活躍する場がありません。それにしても、帰るたびに新家電が投入されてる実家には、ビックリします。ワイヤレスルーターでPCが2台つながってて、でも横には未だに黒電話。これが壊れないんだね。

給料日イヴ
2006.12.24 (日) vol.01114

10月に実家に帰ったとき親にお金を援助してもらったことを、先月書きました。その額以下に所持金が減ったら本来は無一文ということになるわけで、なるべくそこは切らないようにと思いつつも、次の給料日までは無理だろうなぁという予測はしていました。結果から言うと、その通りになったんですが、予想以上にもって今日の買い物で遂に下回ってしまいました。何もイヴに力尽きなくてもいいような気もしますが、もし援助がなかったら、ほんのゆとりもなく、忘年会にも出なかっただろうし、受けた時点で精神的に使っていたようなものです。早く返せるようにならないと。

塵は積もるが山ならず
2006.12.25 (月) vol.01115

待望の給料日だったのですが、昼の仕事の方は忙しくて明細をいただけないまま終わってしまいました。もちろん振込みはされてるはずですが、通常の給料と年末調整の還付金をはっきり把握したかったので、もやもやしていました。朝の方は、(収入はいつも最低ラインで見積もっているので当然といえば当然ですが)想定以上にあったので満足です。でも、自動車保険の満期・継続案内書が届いていて、2月下旬なんですけど、他の見積もせず一気に継続申し込みしました。車検もあるので、下手にお金あると思いこんだら怖いです。ゴールド免許割引は嬉しかった。

貸して下さい 返しますから
2006.12.26 (火) vol.01116

夕方、帰る時間になっても雨足は弱まるどころか風もどんどん強くなっていた。「かっぱあるから使ったら?」って言ってくれたのに「近いから大丈夫っすよ!」なんて答えて出てきた愚かさがすぐに明らかになった。それでも図書館に寄ったのは返却日が今日だったからだ。最近、読書に時間をとれなかったので、2週間の貸出期限内で読みきれず1冊は延長を申請した。にもかかわらず、さらに3冊を借り、傘ごと飛ばされそうになりながら、買い物はさすがに中止して、びしょぬれで家に着いた。本は無事だったが、給料明細がボロボロ。でも、所得税は半分以上返還された。

空を渡って
2006.12.27 (水) vol.01117

バス亭が倒れるぐらいすごい風が吹き荒れていて、スーパーの駐輪場はドミノ倒し状態で全滅。買い物を済ませて家に帰ると、壊れないように自転車は前もって横にしておきました。でもポカポカ陽気。昨日の雨で空気中の塵は洗い流されて、朝から澄み渡る快晴。これで風が埃を舞い上げていなければ、今日みたいな日は遠くの景色もはっきり見えたでしょう。約1年前の感激は忘れもしません。富士山がみたくて日の出時刻に合せて表筑波の朝日峠で震えながらカメラを構えていました。約70キロ先の都心のビル群が朝日を受けて輝く姿まで映るとは思わなかった。

ひとり大根
2006.12.28 (木) vol.01118

風も収まったので天気は今日の方がよかったかもしれないですね。条件がよければまた関東平野を一望しに行きたいところですが、今年も仕事は大晦日まで休みなく頑張ります。昼の方は明日までで、ここにきて専門分野の力と興味の力が出せるところに触れ出したので、面白くなってきたのですが、本格的には来年ということになりそうです。というわけで30・31は朝の方だけ出て仕事納めになります。仕事初めは3日、昼の方も4日から始まるので実家に帰省する予定はありません。Eさんにはまた大根を3本ももらったので年末年始はひとり大根で過ごそうと思います。

共存する空
2006.12.29 (金) vol.01119

店長が珍しく「連勤になってるから大晦日は休んでもいい」なんて気使ってくれました。稼ぎたいのが本音ですが、厚意に甘えて、空いた時間は予定を変更して大根を持って帰省することにしました。昼の仕事も今日で終わりだったので、明朝で仕事納めということになります。その朝、仕事に行く頃、西の空を中心に紫の細長い帯が広がって見えます。その上は明るい青で、その下は暗い蒼、ちょうど朝と夜、日の出の境目なんです・・・こうやって見ると簡単なのに、あの光と闇の境界を知るのは難しい。例えどちらにいようとも、あの空を見ながら歩けたら素晴らしい!

寄り道
2006.12.30 (土) vol.01120

午後、帰省。いつもと違う道を北上して、桜川市の富谷山へ。山頂付近の公園は関東の富士見百景に選定されているが残念ながら見えず、隣の富谷観音で三重塔を見上げる。栃木県に入り益子町の大羽へ。ここは宇都宮氏ゆかりの地で、地蔵院、綱神社、大倉神社とともに、なんと鎌倉から明治にかけて宇都宮氏三十三代の墓が並んでいる。ここから一山超えると西明寺。こちらも三重塔などがある。夕暮れ、鬼怒川を渡る橋の上で、遠くに富士山のシルエットがはっきりと映った。日光男体山、筑波山もよく見えて、この三山を同時に拝んだのは初めてだった。

富谷観音
綱神社
宇都宮家墓所
西明寺
年越しうどん
2006.12.31 (日) vol.01121

コンタクトをいれるのにまず手を洗います。ハンドソープをプッシュしたら切れていたので、詰め替えようと思って容器を洗っていると「あら、掃除してくれてるの?ついでにお風呂の天井も」といってタイミング良く母親が登場。我が家に大掃除という概念はないが、洗面所とお風呂の掃除をすることになった。やるからには徹底的に、妹にカビキラーを買ってきてもらって、一本全部噴射。スポンジやら歯ブラシやらを使って磨きまくったものの、カビせん滅には程遠く断念。しかし相当キレイになったのは間違いない。さて、我が家に年越しそばという概念はなく、うどんが選ばれた。