9時に家を出て広島に向かう。暑いので尚更混雑を避けて通りたい。岡山で途中下車して11時台の早めの休憩。西口に出ると岡山シティミュージアムというのがあり「岡山戦災の記録と写真展」にふらっと入ってみたのがいけなかった。あっという間に時間が経って、1時間に1本のこだまが入線済み。見慣れぬ青い車体はワンピース新幹線のせとうちブルー号で、全く知らずに偶然乗り込むことになった。業務後は懇親会で、ホームゲームに流れていくカープファンの立ち寄る焼肉店で、広島名物のコウネを食べる。試合はドローで3次会もお開きなり。
9時に宿泊先のホテルを出て高松に向かう。広島駅では路面電車の駅前大橋ルートが8月3日開業を控えている。昨夜はレトロな車体が近代的なビル内に乗り入れて収まっているのが珍しかったが、今日はホームだけがフェンスに囲まれていて無機質だった。暑いので待ち時間は短く通りたい。岡山での乗り継ぎを考えると、帰りもこだまで十分。今日は普通の500系だったが、引退も近くて貴重になりつつある。1時間に2本あるマリンライナーだけど5番線発は珍しく、6番線の奥にあるのりばまでが遠かった。昼どきの自転車こぎが1番暑かった。
参院選が今日公示された。以前も書いたが住民票3か月問題があるので、6月よりはマシだが3日はまだ厳しい。しかも投票日は海の日3連休の中日で、記録の残るなかでは初めてとのこと、投票率を下げる力が働いているとしか思えない。そしてお隣の徳島高知は合区であり、今回は”高知”選挙なのだと言う。事実上県の代表を6年に1度しか選べない合区の不平等さを知った。数だけを言うならますます都会に集中する一方だが、そうじゃないのが政治というものだろう。どうしても数を合わせたいなら、議員毎に持ち票数を変えればいい。
香川図書館に行って2冊返した。しばらく読書時間は取れなさそうで、昨日通信教育教材も届いているので、何も借りずに出て来た。国道193号線で脇町に出て、県道12号線で5番札所地蔵寺へ。徳島阿波踊り空港に行ってみると展望デッキは無く、屋内展望ホールから自衛隊の練習機が飛び立つのがガラス越しに見えた。鳴門海峡までドライブして下道で帰宅。ゆめタウンに買物に行くと、災害無くて良かったねと客同士で話をしている。まだ17時だけどと思いながら、今日大災害が起きるという噂は何度となく聞いたが、結局無かった。
トカラ列島では先月から地震活動が活発で、最大震度6弱を含む1500回以上の有感地震が起きている。今日も震度5強の揺れが2度あり、希望者の島外避難も始まっている。災害無くて良かったとは言い切れない。今日はカーテンも閉め切って暗がりの中で休養日とした。自分地プロジェクトでサンライズ乗車時の明石駅までの鉄道をつなぐ。今年も早半分終わったので、先の計画を考える。四国霊場巡りは残り36札所で、今年度あと38週あるので、週一ペースなら回り切れる計算。遠方が残っているので、いろんな用事と組み合わせる。
帰宅するとドアポストに「迷惑駐車について」という紙が入っていた。誰かが勝手に車を止めていたという苦情が入って、管理会社が全世帯に投函したらしい。そういえば昨日、牛乳を買い足しに行った帰り、自分の右隣に見慣れぬ車が駐車する場面に出くわした。そこは下の部屋の区画で車を持ってないらしくずっと空いているから不審ではあった。また一昨日には車を出そうと思ったら、左隣の駐輪場の陰からバックしてきた車とぶつかりそうになった。大きく東西に分かれている駐車区画の反対に進入したあとで戻ってくるとは思わず、それも不審だった。
今週は火曜日に仕事上のミスが発覚して上司として緊急対応に追われた。当日は22時まで残業して、翌朝7時出勤の21時半まで勤務、翌朝8時出勤で初動は切り抜けた。1日13時間半勤務は過去最長だと思う。ここまでは時間との勝負だったので考えてる暇も無かったが、それが終わって原因究明など二次対応がはじまってくると一転して憂鬱で、食欲も無くて今週2度もお昼を抜いた。振り返ってみてまた先を見ても、何かをやり切って成果を上げる喜びよりも、それは当たり前でしかなく、これからもトラブル対応の道が続いてるようだ。
52番札所太山寺に参拝した。どこに行こうか迷いながら家を出て国道193号を脇町まで行き、徳島道で松山に向かうという遠回りコース。太平洋側は雨で四国山地から雨がところどころはみ出して降ってくる。いよ小松からは国道11号で松山まで行き、港にも近い最も西の札所にたどり着いた。本堂は国宝に指定されている。海沿いを北に今治を回り込んでいくと、西条市手前で山火事の跡がいまだに生々しい。土居まで下道で、豊浜SAでいりこ出汁のラーメンを食べて帰宅。高松住んでからは観光としては初松山で、札所もいっぱい残ってる。
朝から雨でカッパ着ていくのは億劫だったけど、しっかり降ってくれたので街がシャワーを浴びたようにすっきりした。まだ梅雨であってもおかしくない時期に連日の猛暑で、昨日は自分のいないうちに37.0度まで上がって、今日は30度未満。帰宅したってエアコン要らずで、熱帯夜のような気温だけど涼しかった。これで早明浦ダムも100%回復だ。ところがアパートの駐輪場も満車で溢れて駐輪できなくなっている。なんとなく定位置があって、たまにズレることもあったけど、屋根の無い駐輪場横にとめたのははじめてだ。未使用と思われる自転車の撤去を乞う。
「ふらっと仏生山」に行って期日前投票をした。投票日当日かというぐらいに前後には投票者が続いていて、NHKの出口調査もやっていた。放送から2週間経って「NHKスペシャル K2 未踏のライン 平出和也と中島健郎の軌跡」をようやく観れた。ふたりが死ぬと分かってて、再生ボタンを押すにもそれなりの覚悟がいった。ふたりの選択は人類未踏を行く冒険だった。その果てに記者がいたら、誰かが後に続いてくれたら嬉しいと語ってくれるだろうか。誰もが明日をも知れぬ人生を歩み、その人なりの未踏を進む、生まれながらにして後続の冒険者だ。
国道193号で脇町に出て、六条大橋で吉野川を渡り、未完の徳島環状道路伝いに国道55号に至る。22番札所平等寺に参拝後、県道37号からヤレヤレ峠を越えて轟九十九滝に着いたのは出発から5時間も経つ頃。本瀧は岩陰にあって直接見ることは出来ず神秘的だが、さらに奥にいくつもの滝があって飛沫や冷風を浴びて涼しかった。国道55号に戻り宍喰温泉に入ったあと、国道493号で室戸半島横断にかかる。思わず出会った奈半利川の川霧が良かった。芸西西から高知東部道路に乗り井川池田で降り国道32号で帰宅。
2日は出かけたいと思っていた海の日3連休も、昨日のトラブルを引きずって家にいた。轟九十九滝をめぐるトレッキング中にヒルに吸血されたことと靴底が剥がれたことの2つだ。いつからいたのか右脛にヒルを見つけて払いのけ、さらに右の靴底がかかと側から剥がれはじめて完全に取れてしまった。観光のつもりだったから半袖半ズボンにトレランシューズ、ザック無しという装備。意外とミッドソールだけでも十分歩けたけど、初めてのヒルが気持ち悪い。痛み痒みは無いが、帰宅してカーゼ当てるまで止血できなかった。知らずに温泉入ってごめんなさい。
昨日から高松に来ているKさんに講師役をお願いして今日は松山に出張勉強会。以前からの計画だったがタイミングが悪く、ひとりが体調不良で休み、ひとりが急な仕事で外出、自分も別の会議を重ねられてしまって、想定していた内容とは違ってしまった。それでもメインターゲットのふたりには話が出来たから良しとしよう。夜はかどやの鯛めしを食べた。昔内子で食べたときは丼の形だった気がするけど、ここでは自分で混ぜた出汁に鯛を入れて茶碗の白米にのせながらいただく。Kさんはひつまぶしみたいだと言ったが、自分はまだ食べたことない。
土用の丑の日だった19日、スーパーには売り切れるのか疑わしいほどの鰻が並んでいた。九州産を示すシール付きのもの以外は中国産で、中には人が立って高知産を売り出しているコーナーもあった。だから高知でうなぎを食べたいと思っていたところで、今日の高知宿泊出張。こっちが言い出すより先にOさんがうなぎを食べたいと言ってると聞き完全にうな重になっていたが、お店選びに難航してうなぎもやっている地元食材の居酒屋に落ち着いた。蒲焼き1本4400円で2切れしか食べられなかったけど大変美味しかった。やっぱりご飯が欲しい。
昨日高知から帰ってきて、今日はたまった洗濯物を干す。いい天気で2日連続37度超えの猛暑日、2日間締め切った部屋は昨日40度近かった。夏の高い日射角では窓から直射日光が入らないのが分かったので、冷房使わないのは今や不適切だろうけど、レースカーテンから明るい風を程よく流す。夜、買物に行くと気になっていた「神紅」が半額だったので手を出した。シャインマスカットとベニバラードを交配した島根の高級ぶどう。一粒目から種が有ったので話違うじゃないかと思ったが最初だけ、うまい掛け合わせはそう見つからないんだろうな。
高速を南国で降りて29番札所国分寺に参拝する。少し戻って紀貫之邸跡、というか国司館跡に立ち寄る。つまりはこの辺りがかつての土佐の中心地だった。国道32号から439号に入ってほどなく細い山道に入っていき、駐車場から10分ほど歩くと龍王の滝に着く。日本の滝百選のひとつで、今日はちゃんと長ズボンだ。道は梶ヶ森山頂まで続くようだったが、小雨がぱらつき装備もない。鉄塔が複数建つ山頂へは車で登るがガスの中だった。439号に戻って京柱峠を越えて祖谷に抜け、32号に戻ってから319号に入って新宮から高速で帰宅。
職場に置いてきてしまったらしいスマホが机の引き出しの中から見つかってホッとした朝。たくさんの通知の中に津波注意報があって、そんなことが起きていたのかと思ったが、さっきの情報だった。カムチャツカ半島近海でマグニチュード8.7の巨大地震が発生し東日本の太平洋側に広く津波注意報が出ていたが、警報に引き上げられ四国の太平洋側にも注意報が出た。実際、夜にかけて最大60cmが観測されている。大事に至らず良かったが、日中は非常に暑く、兵庫県丹波市で41.2度の国内最高気温が観測され、高松も今季最高の38.0度。
8日連続の猛暑日で、昨日に続いて38度超え、7月としての観測史上1位となる38.4度を記録した7月最終日の高松。そこへ支社長が来られたので高松来所3度目にしてははじめて懇親会に参加した。言葉はやわらかいが「おひさんにしにし」という今日ばかりは暑そうな名前のお店で、いつものようにとりあえずコーラからはじめる。次に頼んだほうじ茶が湯飲みとともに小さなやかんに入って出て来たので、それは違うぞと思いながらも注文した以上は飲む。21時近くになっても外は暑く、それでも締めのカレーうどんは食べたくなって食べに行って帰る。