日記 2025年10月
朝出していい健診
2025.10.03 (金) vol.05621

健康診断のためいつもより少しのんびりした朝。高松で受けるのは2度目なのでイメージが出来て不安も少ない。あるとすれば検便で都合よく便が出るかどうかで、便秘ってわけじゃないけど、ピロリ菌除去以来不安定で美しくない気がしている。それで月曜から構えていたけど、一昨日1回目がようやく出て、昨夜にも2回目が採れた。ただ、どちらも醜かったので結果がどうでるか分からない。 受付を済ませてから20分ぐらいで呼ばれて血圧測定から、今年も120台。検尿が最初じゃないのは学習済みなので、朝は我慢せず半分以上は出してきた。

ワークライフバランス
2025.10.04 (土) vol.05622

ぐずついた週末、もったいないなと思いながら休むことを決めると、眠気のままに断続的に夜まで寝てしまった。行きたいところやりたいことが日程的に重なってしまう時もあるというのに、当然自分の都合のいいように世の中は出来ていない。恨めしく思いながら、また来年と先送りしたことが実行できる保証もないから、いつだって今を大事にしたい。自民党総裁に選ばれた高市さんはワークライフバランスを捨てて働くと言ったけど、平日が休み切れなくなって休日を休みでしか使えなくなったら、いい仕事ができるとは思えない。自分は自分を遊ばせたい。

カボスコーラ
2025.10.05 (日) vol.05623

もらったカボスが追熟して黄色くなってきている。レモンだと思えばいいのだろうけど、濃い緑色だった時よりおいしくなさそう。買った果物を2週間も食べずにおくことは無いから、悪くなって変色したように見えるのが良くない。毎日1個ぐらいずつ絞ってきたけど、ひとり暮らしには量が多すぎた。今日の高松は昼前には晴れあがって30.9度と真夏日になった。想定外の暑さに冷房入れようか迷ったけど、コーラに氷を入れてカボスを絞って飲むのがよろしい。気がかりは今日発生した台風22号、週後半に影響を受けるのも嫌だが、週末にもかからないで欲しい。

訓練車です
2025.10.07 (火) vol.05624

伊予鉄バスに変わって3度目の松山出張、定刻より少し遅れて入ってきたのはオレンジカラーではなく白に水色と黄色のラインが入ったJR四国バスだった。側面の行き先表示に「訓練車」と書かれていた。運転手が降りてきて、バス待合室に声掛けをする。「訓練車です。出発します。」もちろん乗客はおらず、さっと走り去っていった。5日夜に起きた東急田園都市線の衝突脱線事故では、通常より手前に停止していた側の回送列車運転手が見習いだったことがやたらと強調されて報道されていたが、原因は10年前からのATC設定ミスだったという。

間のW
2025.10.08 (水) vol.05625

夕方、明日の会議を前に続々と集まってくる所長たちで事務所がにぎやかだった。いつも広島開催の支社会議を支社長の発案で持ち回りにして、高松が一番手に立候補したらしい。懇親会には調査側からは自分だけの参加。時間外をしている調査員の帰社を待って事務所を閉めたので、30分ほど遅れて会場に入った。宴席で本気じゃないだろうが支社長から遅刻を指摘される私。それを隣で聞いてる営業のWさんこそ、遅延中の受託調査案件の管理者で、今日は肩代わりして遅れたの知っててフォローも入れないとか本当どうしようもない。

遅刻と遅延と
2025.10.09 (木) vol.05626

高知出張のためバス停に向かうが、発車時刻を2分勘違いしていて乗り遅れそうになった朝。余裕を持ってバスを待った帰りは事故渋滞に巻き込まれ、インターに乗るまでに30分遅延。おかげで「ウラもオモテもわかる哲学と宗教」(島崎晋著、徳間書店)が十分に読み終わった。懸念していた台風22号は早めに東へ転進したため影響を受けずに済んだが、伊豆諸島に大雨・暴風・波浪の特別警報が出るほどの非常に強い勢力で接近し被害をもたらした。後を追うように台風23号が発生していて、結局週末にかかりそうな予報円に困っている。

旅練り
2025.10.10 (金) vol.05627

公明党が連立を離脱するとか、生理学・医学賞で坂口志文さんが、化学賞で北川進さんがノーベル賞を受賞するとかニュースはあれど、気になるのは週末の天気だった。台風23号の影響は受けないという確率が高まりつつも、わずかばかりの平日のプライベート時間では十分な計画が練れないままだった。何せ3連休でホテルは馬鹿みたいに高くて、せめて交通費を下げたくてお得な切符検索をしたら「秋の乗り放題パス」なる救世主が現れたもので、だいたいの方向性は決まった。直前のキャンセルを捉えて寝床も確保できたので実行あるのみ。

わずかばかりの迫川
2025.10.11 (土) vol.05628

旅のはじめは図書館で本を借りるところから。開館時間も調べずに瓦町FLAGで20分ほど待ち4冊借りて高松駅へ。券売機でパスを買い、茶屋町乗り換えで迫川へ。秋季大祭は10月第3土日だと思い込んでたので先月下旬に連絡をもらって調整に悩んだけど、今年も迫川獅子舞の巡回にわずかながら参加させてもらった。1時間のつもりが終電までの2時間に延ばした。少し蒸し暑く、蚊がいて、蝉が鳴いていた。岡山に出て山陽本線を徳山まで6時間半、糸崎・白市・岩国で乗り換えて23時に着いた。コンビニめし食べて寝るだけの東横イン。

村田浮立
2025.10.12 (日) vol.05629

いきなり新幹線で新鳥栖へ。パスは使えないので別料金だが、旅の目的地、村田浮立は朝からはじまる。村田八幡神社に向かってゴルフ場の間を抜ける道を歩いていると長崎街道の文字が出てくる。大名行列様の祭りはそこから来ているのだろう。お宮からのお下りにはなんとか間に合い、獅子つりと獅子舞が先頭を行き邪気を払う。行列は昼前に江島石王社に着いて浮立・獅子舞が奉納される。お上りは見ずに肥前旭から徳山まで、1時間で来た道のりを6時間半かけて帰る。鳥栖・原田・桂川・直方・小倉・下関で乗り換え19時半着。

あしあとスクエア
2025.10.13 (月) vol.05630

徳山での連泊、2夜目はα-1。理由は知らぬが30%オフに助けられたし、九州に比べて圧倒的に泊まりやすかった。あとは帰るだけの鈍行旅、岩国・広島・広で乗り換え。4冊の本も昼前には読み終えてしまい、瀬戸内の車窓を眺める。昨日今日は暑いぐらいの秋晴れだ。三原・糸崎で乗り換え、福山で列車待ちが出るので、手前の松永はきもの資料館に寄る。次便まで45分だったが、郷土玩具展示室と宮沢喜一記念館も併設されていてとても回りきれない。結局1時間以上いて、それでも飛ばして出て来た。帰宅はまだ明るい17時前。

鉄道の日
2025.10.14 (火) vol.05631

今日は鉄道の日。3連休に使った「秋の乗り放題パス」はこれを記念したもので、連続する3日間にJR全線の普通・快速列車が乗り降り自由になる。昨冬よりルールが変わった青春18きっぷとほとんど同じ内容だけど3日間としては秋の方が安い。とはいえ鈍行のみでは移動がきつく、新幹線も利用したのでほぼ倍額使ったけど、パス分は会社の福利厚生に申請したので実質無料に。往復1,100キロ以上の成果としては新幹線をのぞく鉄路で北海道から九州まで乗車歴がつながったことが大きい。他に筑豊本線、岩徳線、呉線が初乗車だった。

車内通話
2025.10.17 (金) vol.05632

大川バスは乗車時の予約確認にバインダーに挟んだ紙ではなくタブレット端末を使うようになっていた。月に1度のペースで出張するはずが、必須案件が無かったがために実に4か月ぶりの徳島。それだけ多忙だったし、今もこれからも忙しい。行きの車内で通路挟んで反対側の前列に座ってる人が緊急性も無い世間話レベルの電話をしていてイライラ。一般道に下りて車の流れが止まったところで、運転手が歩いてきて注意したほどだ。帰りの車内で今度は自分に職場から電話がかかてきた。緊急の用があるのだろうがもちろん出ない。LINEが来た。

蟻地獄
2025.10.18 (土) vol.05633

前線の南下によりお天気下り坂の週末。とはいえ朝は晴れていて、高松の予想最高気温は30度。観測されれば最も遅い真夏日になるところだったが、28.9度にとどまった。それでも室温は30度を超えていて、10月も後半とは思えない暑さ。エアコン使うほどでは無いから窓は開けていて虫が入ってくるのは仕方ないが、今年はアリが収まらない。行列が現れる度に辿っていってサッシやフローリングの隙間にホワイトテープを貼って塞いできたけど、いたちごっこ。まるで自分の興味関心のように底から湧き出て来る。スーパーで思わずアイスを買ってしまった。

木ノ本の獅子舞
2025.10.19 (日) vol.05634

木本八幡宮に着いたときには既に木ノ本の獅子舞ははじまっていた。起床時点で出遅れたのは分かったが、和歌山インターまで高速を最短で繋いでいくしかない。市営北駐車場にとめて、和歌山市駅から南海加太線で八幡前で下車、徒歩15分。地上の舞に続いて、上空5m、だんじり上に通した青竹3本上での舞を見守った。市街に戻り、和歌山城と歴史館を見学、車で加太に行き淡嶋神社を参拝。新出ではえび祭りを取材。帰りは初めての関空を見学、岸和田SAで和歌山ラーメンを食べた。淡路で少し事故渋滞、香川は雨だった。

関西国際空港
小田の獅子舞
2025.10.20 (月) vol.05635

内子町小田の秋祭りを見に行った。往復600キロ超の翌日に4時前から出発しての往復400キロはハードだったが有意義な有休になった。夜明けの伊予灘SAで軽い休憩を取ったあと内子五十崎インターで降りて、小田自治センターに駐車。午前中は八坂神社の町村獅子舞、お昼は新田神社の寺村獅子舞、車を移して午後は立石神社の立石獅子舞と3つ回った。牛鬼や神輿は軽トラで運ばれて風情も何も無いが山村の現実、獅子はまだ生きていた。帰りは46番札所浄瑠璃寺に参拝して、東温スマートインターから高速利用で帰宅。

恵みの秋と新総理
2025.10.21 (火) vol.05636

今季初の長袖での出勤。最高気温はかろうじて20度超え。冬からしたら暖かいが、夏からしたら涼しい、を通り越して肌寒い。職場に着くとKさんから、もらいものだという小ぶりの柿を6個程もらった、ありがたい。自民党と日本維新の会が連立を組むことは決まっていたから、高市さんが首相に選ばれたことに驚きは無かったが、憲政史上初の女性総理大臣の誕生という歴史的な日になった。お米も果物も高くて買う前に逡巡するが、物価高対策としてはガソリンの暫定税率廃止の方を期待する。東京の一極集中緩和として副首都構想も悪くない。

音像
2025.10.25 (土) vol.05637

暑くも無く寒くも無く穏やかな晴天、まさに秋晴れだった木金が恨めしい。雨音が聞こえてぐずつく朝、雨上がりの昼過ぎに家を出て国分寺図書館に行く。4冊返して館内で次の本を探していると鉦の音が聞こえてきた。3冊借りて外に出ても姿は見えなかった。カーラジオは坊ちゃんスタジアムで行われている秋季四国大会の準決勝を伝えている。強い雨のため試合が中断したところで、去年からお世話になってる観音寺の井之川商店に着いた。英明が明徳に勝って、雨がやってきた帰り道、ビニールを被ったちょうさが一基道路脇に置かれていた。

ポケットを増やす
2025.10.26 (日) vol.05638

6号機に先行してH3ロケット7号機が種子島から打ち上げられ、HTV-Xの軌道投入は成功した。いままでと違ってISSへの補給ののちにも各種実験も行うという。はるばる遠くまで来たのだから。旅行先で手にしたチケットやパンフレットなどを日付ごとにクリアファイルの中に入れている。ポケットが全部埋まったので、新しい1冊を買いに行った。ほとんど見返すことは無いし、本当に行きたいところにはそんなものは置いてないと思いながら、どうするわけでもなく収蔵している。紙や写真では残せない、動きや音を動画で残しておきたい場面も多くなった。

装う者
2025.10.31 (金) vol.05639

月~木の秋晴れから一転、今日は本降りの雨となった。一昨日から長袖シャツだけでは寒くてライトシェルを羽織って出退勤、今日はカッパだ。米韓中首脳会議にASEANからAPECまで高市総理のデビューは、働いて働いて働いての怒涛の外交週だった。ニュースも一転渋谷を映し出す。例年の熱狂的なハロウィーンは賑やかな雨に流れて鳴りを潜めている。異文化を受け入れつつ外国人排斥の声も聞かれる昨今、外面だけいただこうとは都合の良い話だが、それは自分にも返ってくる。消えゆく古来の文化を嘆くのは自分に責が無いからだ。