日記 2025年9月
台風の早期発見
2025.09.04 (木) vol.05606

未明に九州の南の海上で台風15号が発生し、1日かけて九州の東海上を北上、四国に迫って来た。中心気圧は1,000hPaでそれほど発達していないが、高知は12時、徳島は15時で事務所を閉鎖すると今朝の時点で連絡が入った。確かに勢力と雨量とは比例するものではなく大雨に警戒するようにニュースでも言っていて、そこは自分も考えを改める必要はありそうだが、判断早すぎはしないかとも思った。まだ熱帯低気圧の頃から予報通り台風に発達して進路も予想通り、先が分かるというのは素晴らしいのだが、情報の使い方は難しい。

稲妻
2025.09.05 (金) vol.05607

台風15号は午前1時に宿毛市付近に上陸し、室戸半島を通過する形で高知県を横断していった。夜中はそれなりの雨で、午前2時半頃に世界を震わすような雷があってさすがに驚いた。光と音から判断するに1kmほど遠くで、空中を離散して走るようなものじゃなくて、エネルギーを凝縮して地上めがけて一直線に放たれたレーザービームのような雷だったのではないかと想像している。出勤時にはカッパ着るほどでもない小雨が残っていたけど、風の影響もほとんど無かった。この雷雨でお米の収穫は大丈夫だろう。帰宅すると鉢植えが倒れていた。

四国のくびれ西
2025.09.06 (土) vol.05608

高速をいよ西条で降りて、国道194号線そらやま街道に入る。寒風山トンネルを抜けて高知県に入り、本川トンネルから先は初走行で、青い滝つぼが美しいにこ渕、仁淀川にかかる名越屋沈下橋に立ち寄る。県道39号で太平洋に出て、宇佐大橋で横浪半島に渡る。36番札所青龍寺に参拝して横浪黒潮ラインで須崎へ。野見湾を囲む半島の先っぽ、橋のかかる中ノ島まで行って折り返し、大谷のクスを見学。道の駅かわうその里すさきで四万十ポークカツ定食を夕飯にして、9月にオープンしたばかりのHOTEL AZ 高知須崎で一泊。

三本杭
2025.09.07 (日) vol.05609

宇和島市最高峰で300名山の三本杭(1226m)に登った。無料朝食を食べずにホテルを出て、四万十川に沿う国道318号線をメインに登山口まで2時間。日本の滝100選の雪輪の滝を含む滑床渓谷を奥千畳まで進み、熊のコルで稜線に出て山頂へ。約5時間の山行中、登山客とすれ違わなかったのが驚き。松丸駅2Fの森の国ぽっぽ温泉で汗を流す。42番札所仏木寺に参拝、ほら貝吹きの女性がいる団体は昨日も一緒になった。西予宇和から高速での帰宅途中、石鎚山のモンベルT購入。今日で愛媛県全自治体到達達成。

雪輪の滝
30度の秋
2025.09.10 (水) vol.05610

珍しく一泊したのでそれほどの強行軍ではなかったと思うけど、2か月ぶりの登山でやっぱり疲れていた。その日の深夜に皆既月食があろうとも、今回はいいやと見逃して翌朝、のどに違和感出ていた。この3日間ほぼほぼ定時であがるなどして無理せず、なんとか悪化せずに済んでいる。総裁選だ市議会解散だと飽き飽きするが、朝晩はようやく秋の気配を感じられるようになってきた。昨朝の出勤時は引っ越しのトラックが止まっていて、自転車2台が出ていたので、駐輪場にも空きスペースが出来た。まだ30度は超えるが、汗だく出勤の終わりも近い。

千夜一夜物語
2025.09.13 (土) vol.05611

今日から嬉しい敬老の日3連休だが問題が2つ。高速の休日割引が適用除外になっていることと体調がまだ戻っていないこと。なので自分地プロジェクトで直近の高速道路走行分の全部と、お盆帰省時の鉄道乗車分を途中まで入力した。おともはアマプラで「千夜一夜物語」。朝ドラあんぱんでやなせたかしが美術を担当したことが描かれていて興味を持ったのだが、手塚治虫原案の日本初の大人向けアニメ映画ということで、エッチだった。だけどアニメから想像する映像じゃなくて、最新CGがチープに見える作品だった。人間の創造力は凄い。

白髭隧道
2025.09.14 (日) vol.05612

下道で高知往復のドライブ。行きは主にメインルートの国道32号線、ちょっとだけまんのう池をのぞく。高知は土佐湾に近い32番札所禅師峰寺に参拝。モンベル高知に寄るがお目当てのご当地Tシャツがなく靴下の補充だけする。県道16号で土佐山、土佐町と山越え北上、ビュースポット看板につられて高須の棚田、既に刈られた田もあった。道の駅土佐さめうら経由で、県道264号白髭隧道で県境越え。まあ対向車いないよねという峠道、県道126号に変わって県道6号で既知道へ出る。具定展望台で夕陽を眺め、国道11号線で帰宅。

高須の棚田
若き日のクリアランス
2025.09.15 (月) vol.05613

結局3連休で出かけたのは昨日の1日だけになった。体調はほぼ戻っているが、のどに痰が絡んでくるので自発的に咳き込みながら、塊が取れた時の爽快感を何度か繰り返した。喘息持ちだったからこういうことは慣れているが、聞き苦しい文章をお許しください。確か中学の修学旅行前の保護者参加の学年集会の場で、しおりか何かの説明を自分が担当した時、同じようにしゃがれ声になってて、終盤でゴホンと咳払いしたのちクリアになった声に会場がワ~っとなったのを記憶している。お盆帰省時の鉄道乗車分の自分地プロジェクトは完了した。

集え岡山へ
2025.09.18 (木) vol.05614

岡山出張で直行の予定だったがPCの電源ケーブルを職場に置いてきてしまって、朝は通常通り出勤した。程なく事務所を出て駅に向かったが、雨が降り出してかなり濡れてしまった。ホームで電車を待つ間に土砂降りになり、下手したらPCを壊していたかもしれず、狂った予定に助けられたなと思えた。岡山駅ビルでだし茶漬けのランチをかきこんで、歩いて10分ほどの貸会議室へ向かう。広島中心の中四国にあって、岡山での会議は初参加になる。東にいてはなかなか気づかないが交通結節点としての岡山の存在感の高さを改めて知った。

相席ルーレット
2025.09.19 (金) vol.05615

松山出張で前回に続き往復ともに伊予鉄バスだったが、乗車票確認証システムは無かった。夏休み限定だったのかもしれないが、今日も乗客多めだった。三島川之江で乗って来た年配の男性に、運転手が空いてる席へと言ったのが聞こえて緊張した。建前は全席指定席だが空いていれば予約なしで乗れるのは何度か見ていて、いつもは席を指定されるが、今日は誰かと相席にするしかなかったのだろう。こつこつ近づいてきて、戻って前列に座ったあとずっとスマホゲームをしていた。自分は読書「知的ヒントの見つけ方」(立花隆著、文春新書)。

八幡浜から別府
2025.09.20 (土) vol.05616

午前中洗濯して干して取り込むぐらいの余裕を持って、13時過ぎに家を出た。国分寺図書館に寄って3冊返して1冊借りる。昨日行ったばかりの松山に下道で向かうも、17時前に着いたのが61番札所香園寺だった。他の寺院と違う雰囲気に戸惑いながらも参拝を済ませる。国道11号から県道23号を経由して国道56号で大洲に着き、久々のマックで月見のセット、サラダとコーヒーで。国道197号・八幡浜道路を通っていよいよ八幡浜。八幡浜黒湯温泉みなと湯に浸かり、道の駅みなっとで休憩し、フェリーターミナルで乗船手続きを済ませる。

くじゅう連山
2025.09.21 (日) vol.05617

0:20発のフェリーで別府に渡り、湯布院まで高速を使う。長者原で仮眠して6時過ぎに登山開始。2時間ほどで辿りついた久住山、朝からずっと霧の中で1時間粘るが晴れない。続いて中岳(1791m)、何度も計画倒れで7年越しの九州本土最高峰も1時間粘るが晴れない。諦めて降りはじめると晴れ間が出てきて、目の前の稲星山にもう一度登って少しの景色を楽しんだ。白口岳、法華院、坊がつるを経由して下山。予約制の鍋ヶ滝に立ち寄って、由布院いよとみに宿泊。地鶏鍋の会席料理は食前酒の梅酒からおいしくて飲んでしまった。

三俣山と坊がつる
臼杵から八幡浜
2025.09.22 (月) vol.05617

フェリーとのパックプランで珍しく豪華に2食付きの温泉宿で迎えた朝。昨日から食前・食後・早朝と3度も湯に浸かって、バイキング形式の朝食もおいしくて、ごはん2膳にだんご汁など登山以上に満喫してしまった。12:40発のフェリー前に臼杵石仏の見学と立野獅子舞を取材。ターミナルが5月に移転したことを知らずに間に合うか焦ったが無事乗船。八幡浜に渡って一番近い43番札所明石寺に参拝して帰路へ。途中、寄れそうなところで観光したかったが、予報ほど晴れず日没。四国の中程を国道県道を乗り継いで帰宅はようやくの22時過ぎ。

臼杵石仏
かぼす絞り
2025.09.23 (火) vol.05618

布団をかぶった状態で目覚めた朝、最高気温も夏日以下の24.8度と急に涼しい秋分の日を迎えた。有休奨励日を挟んでの4連休最終日は雨もあって旅の後片付け。2割引とはいえ最大出費の往復フェリー代は会社の福利厚生に全額申請。宿泊費の半分も貯まったポイントで払ったから、実質負担はだいぶ軽く納まった。自分地プロジェクトも一般道編をのぞいて今回の分は全部即反映させた。残ったのは臼杵でもらったかぼすたち2袋。雨上がりの夜に買物に出て、絞り相手のカキフライを見つけて夕飯に。サラダのドレッシングとしても絞った。

瓶ヶ森
2025.09.27 (土) vol.05619

高速をいよ西条で降り、伊予富士への登山口を過ぎたらはじめてのUFOラインドライブ。標高1000m以上、石鎚山系の尾根沿いを行く山岳林道だが、予報程晴れない。瓶ヶ森(1897m)へはリンドウが彩る道を30分ほどで登頂できたが、雲海の上にいた石鎚山も見えなくなって下山。土小屋までは濃霧のため20km/hでノロノロ。面河渓の面河山岳博物館や五色河原に立ち寄る。45番札所岩屋寺への参拝は17時直前。古岩屋荘で温泉に入り、HOTEL AZ 愛媛内子店にチェックイン。夕飯はフジで買った八幡浜産の鯛の刺身。

立石獅子舞
2025.09.28 (日) vol.05620

今度はちゃんと朝食を食べてからチェックアウト。雨予報で、路面は既に濡れている。屋根付橋の常盤橋に遭遇したので撮影。この辺りにはいくつかあるようだ。小学校跡地の自治会館で立石獅子舞を取材させてもらった。練習場所の旧体育館は近く取り壊されるという。道の駅ひろたで地緑茶とナスを買う。珍しい木造車道橋の神の森大橋、国道脇で隠れた渓谷美を見せる仙波渓谷を経て、47番札所八坂寺を参拝。東温スマートから高松中央まで高速で一足飛びに帰る。使えると思ったGSチェーンのプリカが発行SS限定とか誤算すぎる。

仙波渓谷