未明に九州の南の海上で台風15号が発生し、1日かけて九州の東海上を北上、四国に迫って来た。中心気圧は1,000hPaでそれほど発達していないが、高知は12時、徳島は15時で事務所を閉鎖すると今朝の時点で連絡が入った。確かに勢力と雨量とは比例するものではなく大雨に警戒するようにニュースでも言っていて、そこは自分も考えを改める必要はありそうだが、判断早すぎはしないかとも思った。まだ熱帯低気圧の頃から予報通り台風に発達して進路も予想通り、先が分かるというのは素晴らしいのだが、情報の使い方は難しい。
台風15号は午前1時に宿毛市付近に上陸し、室戸半島を通過する形で高知県を横断していった。夜中はそれなりの雨で、午前2時半頃に世界を震わすような雷があってさすがに驚いた。光と音から判断するに1kmほど遠くで、空中を離散して走るようなものじゃなくて、エネルギーを凝縮して地上めがけて一直線に放たれたレーザービームのような雷だったのではないかと想像している。出勤時にはカッパ着るほどでもない小雨が残っていたけど、風の影響もほとんど無かった。この雷雨でお米の収穫は大丈夫だろう。帰宅すると鉢植えが倒れていた。
高速をいよ西条で降りて、国道194号線そらやま街道に入る。寒風山トンネルを抜けて高知県に入り、本川トンネルから先は初走行で、青い滝つぼが美しいにこ渕、仁淀川にかかる名越屋沈下橋に立ち寄る。県道39号で太平洋に出て、宇佐大橋で横浪半島に渡る。36番札所青龍寺に参拝して横浪黒潮ラインで須崎へ。野見湾を囲む半島の先っぽ、橋のかかる中ノ島まで行って折り返し、大谷のクスを見学。道の駅かわうその里すさきで四万十ポークカツ定食を夕飯にして、9月にオープンしたばかりのHOTEL AZ 高知須崎で一泊。
宇和島市最高峰で300名山の三本杭(1226m)に登った。無料朝食を食べずにホテルを出て、四万十川に沿う国道318号線をメインに登山口まで2時間。日本の滝100選の雪輪の滝を含む滑床渓谷を奥千畳まで進み、熊のコルで稜線に出て山頂へ。約5時間の山行中、登山客とすれ違わなかったのが驚き。松丸駅2Fの森の国ぽっぽ温泉で汗を流す。42番札所仏木寺に参拝、ほら貝吹きの女性がいる団体は昨日も一緒になった。西予宇和から高速での帰宅途中、石鎚山のモンベルT購入。今日で愛媛県全自治体到達達成。